調査研究に際しては、史資料の取り扱いや研究倫理に留意してください。
史資料利用に関する「誓約書」を「研究倫理指針」のバナーに掲載しました。
施設・機関が蒐所蔵する史資料利用の際にご活用ください。
韓国社会福祉歴史学会秋季大会に参加しました
2017年8月に韓国社会福祉歴史学会が発足し、その第1回秋期大会がソウル大学において10月28日(土)に開催されました。社会事業史学会からは大友会長のほか理事3人と学会員2人の計6人が参加しました。プログラムは以下の通りです。
2017年10月28日(土)韓国社会福祉歴史学会秋季大会
●場所:ソウル大学 社会科学学術院
●テーマ:英国、米国、日本、韓国の社会福祉歴史研究の動向と課題
●プログラム:
報告
イギリス 社会福祉史の概観(イ・チャンゴン・ハンギョレ新聞)
NASWの倫理綱領の変遷(キム・ソンホ・韓国聖書大学社会福祉学科)
韓国 社会福祉の歴史(イ・バンウォン・韓国社会福祉歴史文化研究所長)
日本 近年日本における社会福祉史研究の動向と研究方法(大友昌子・社会事業史学会会長)(*1)
コメント:
チェ・ウォンギュ(全北大学・韓国社会福祉学会会長)
キム・ドンベ(延世大学)
チョ・ジュンホ(エンジェルズ・ヘブン理事長)
永岡正己(日本福祉大学)「大友昌子社会事業史学会会長の講演を受けて」 (*2)
●参加者:約40名
また、韓国社会福祉歴史学会秋季大会の前後の日程で、永岡理事および大友会長が講演しました。
2017年10月26日(木)全北大学大学院での講演
●場所:国立全北大学大学院
●時間:16時~17時半
●特講:社会事業史学会の歩みにみる日本の社会福祉史研究の動向(永岡正己)
●参加者:院生、学部生、同大学教員など30~40名
2017年10月29日(日)三育大学大学院での講演
●場所:三育大学大学院
●時間:10時~12時
●テーマ:韓・日 社会福祉歴史の学術研究
●講演:
日本の草創期における社会事業施設設立の先駆者と研究者(大友昌子)
韓国社会事業施設における草創期の先駆者に関する研究 (金範洙)
●参加者:院生5~6名、地元の行政関係者2名、財団法人理事長、元同大学教員など約15名
「小川政亮先生を偲び、社会保障を語る会」開催のお知らせ←終了しました
小川政亮先生を偲ぶ会「小川政亮先生を偲び、社会保障を語る会」が下記の通り開催されます。
開催日時:2017年11月5日(日)13時~16時
開催場所:ホテル東京ガーデンパレス(東京都文京区)
事務局からのお願い
●2017年度会費納付のお願い
株式会社ガリレオより会員の皆様に会費納付のお願い通知が届いていると思います。
まだお振込みいただいていない会員の皆様は、早めに今年度会費(8,000円)をお振込みください。
会費の振込口座は、口座記号番号01730-8-125532です。
●理事 および 監事選挙 について
2017 年度は社会事業史学会の理事および監事選挙の年度にあたります。後日ご案内 する 「社会事業史学会「社会事業史学会理事およ び監事選出規則」「投票要項」をご確認 のうえ、所定の期限までに 投票頂きますようお願い申し上げます。今回からオンライン投票を実施する予定です。役員選挙は、本学会にとって重要事項ですので、棄権をせず投票されますよう重ねてお願い申し上げます詳細は後日お知らせします。
●機関誌『社会事業史研究』への投稿について
機関誌『社会事業史研究』の投稿先は下記の通りです。
〒700 -8516 岡山市北区伊福町2-16 -9 ノートルダム清心女子大学
杉山博昭研究室気付『社会事業史研究』編集委員会
研究室TEL:086-252-2169
E-mail:sugiyama[at]post.ndsu.ac.jp [at]を@に置き換えてください
●機関誌の編集業務について
これまで機関誌の編集業務が一部の会員の負担となっていたことから、編集業務の外部委託を視野に入れた機関誌発行のあり方ついて検討してきました。その結果、『社会事業史研究』第51号より、編集・販売の業務を近現代資料刊行会に委託することとなりました。
●住所変更・退会の申し出について
2016 年 5月以降、本学会の会員管理と会費管理を、株式会社ガリレオに委託することになりました。 所属変更、住所変更、メールアドレスなどの 個人情報は、株式会社ガリレオのSOLTIというシステムを通じて会員が直接web上で変更きます。 どうぞご活用ください。
●第 36 回社会事業史文献賞の推薦について
社会事業史文献賞は、本学会員の研究の奨励と質の向上を図ることを目的として、1982年度より授与している賞で、受賞者には総会において会長より賞状と副賞( 20 万円)が授与されます。
今回の推薦(自薦を含む。以下同じ。)対象は、2016 年 4月から2017年 3月に発刊(公表)された文献です。推薦に際しては、「社会事業史文献賞推薦用紙」を用いてください。推薦の締め切りは、2017 年 10 月 31 日(消印有効)で、送付先は社会事業史学務局宛でお願いします。昨年度、推薦が0件で「該当者なし」となりました。 文献賞にふさわしい研究書をぜひご推薦ください。
●第 9回吉田久一研究奨励賞の推薦について
吉田久一研究奨励賞は、社会福祉史研究の質の向上、進展を図るため、社会福祉史研究の分野で活躍することが期待される研究者を奨励することを目的とするものです。受賞者には総会において学会より助成金(刊行費助成100万円、研究費助成最高30万円)が授与されます。応募にあたっては、応募要項に従って必要書類を作成してください。応募の締め切りは、2017 年 12 月 7日(消印有効)で、送付先は社会事業史学会事務局宛でお願いします。昨年度、応募 0件で「該当者なし」となりました。研究者を奨励する他の学会にはない制度です。会員の皆様奮ってご応募ください。
●社会事業史学会第 46 回大会のお知らせ
開催日時:2018年 5月 12 日(土)~ 13日(日)
開催地:東洋大学白山キャンパス
共通論題テーマ: 「東アジア諸国(もしくは国内外)における社会事業史研究の動向 (仮) 」
●第 9回若手研究者交流会のお知らせ
社会事業史学会第46回大会1日目(2018 年 5月 12 日)に開催する予定です。
ニュースレターNo.28発行のおしらせ
ニュースレターNo.28(2017年9月15日号)が発行されました。
今年度より、ニュースレターのメール配信(HP掲載含)を実施します。
(但し、会員のご要望に応じて、一部郵送でも配信します。)
国際交流委員会からのご案内 ←終了しました
●国際交流プレシンポジウムの開催について
2017年11月18日(土)13時30分~17時00分、日本女子大学目白キャンパス百年館104教室において、
「東アジア諸国における災害福祉の歴史」と題したプレシンポジウムを開催します。
シンポジストは周秋光氏(中国湖南師範大学)、金範洙氏(韓国社会福祉歴史学会)、菊池義昭氏(日本東日本国際大学)です。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
*お問い合わせ先
社会事業史学会国際交流委員会 西崎緑
nisizaki[at]hmn.shimane-u.ac.jp [at]を@に置き換えてください
電話 0852-32-9053
●韓国社会福祉歴史学会大会の出席公募について←終了しました
2017年10月28日(土)、ソウル大学で韓国社会福祉歴史学会の大会が開催されます(韓国社会福祉学会と同時開催)。
大友昌子会長が「近年日本の社会福祉史の研究動向と研究方法」というテーマで講演されます。参加費用は自費となりますが、韓国社会福祉歴史学会との国際交流を進めるために奮ってご参加ください。
参加をご希望の方は下記にご連絡ください。
*お問い合わせ先
社会事業史学会国際交流委員会 西崎緑
nisizaki[at]hmn.shimane-u.ac.jp [at]を@に置き換えてください
電話 0852-32-9053
第52号(2017年9月) 3,000円
巻頭言
若手研究者支援事業について
・・・宇都宮 みのり
特集 農村社会と社会事業の展開―地域史にみる戦前・戦中・戦後の生活―
講演:満蒙開拓と地域社会
・・・寺沢 秀文
シンポジウムの趣旨とまとめ
・・・野口 友紀子
新潟県における女工保護組合事業の展開と女工保護の論理―北魚沼郡堀之内町女工保護組合を中心に―
・・・畠中 耕
明治・大正期鳥取県農村部における救貧行政をめぐって
・・・小池 桂
戦前沖縄の農村と社会事業
・・・石井 洗ニ
1930-40年代の農村社会と人口問題―社会事業との関連において―
・・・高岡 裕之
投稿論文
日誌に基づく原崎秀司の人生観―晩年期の思考と苦悩への照射―
・・・中嶌 洋
山高しげりと母性保護連盟―母子福祉の源流をたどって―
・・・今井 涼
書評
川端美季著『近代日本の公衆浴場運動』
・・・杉山 博昭
倉持史郎著『監獄の中の子どもたち―児童福祉史としての特別幼年監、感化教育、そして「携帯乳児」―
・・・藤原 正範
清水寛著『ハンセン病児問題史研究―国に隔離された子ら―」
・・・輪倉 一広
文献紹介
中嶌洋著『地域福祉・介護福祉の実践知』
・・・鈴木 敏彦
津曲裕次著『鳩が飛び立つ日「石井筆子読本」』
・・・野口 武悟
追悼 小川政亮先生
小川政亮先生との〈きづな〉―お別れの言葉―
・・・笛木 俊一
小川政亮先生を偲ぶ
・・・鈴木 勉
No.52 September, 2017 (¥3,000+tax)
【Preface】Helping Young Researchers who Study the History of Social Welfare・・・ Minori Utsunomiya
【Feature of This Issue】Rural Communities and the Development of Social Work —Finding People’s Lives before, during and after the WWⅡ through Examining Local histories—
The Japanese Settles in Manchuria and Local Communities・・・ Hidefumi Terusawa
Explanation of the Aim of the Symposium ・・・ Yukiko Noguchi
The Esrablishment and Expansion of the Association of Protection of Young Female Factory Workers
in Niigata Prefecture and its Grounds of Protection — through Studying the case of the Association of Horiuchi-machi in Kita Uonuma County ・・・ Kou Hatakenaka
On the Administration of Poor-Relief in the Rural Area in Tottori Prefecture during Meiji and Taisyo Eras ・・・ Katsura Koike
Rural Communities and Social Welfare Administration in Prewar Okinawa ・・・ Senji Ishii
Rural Society, Population problems and social welfare from 1930’s to 1940’s ・・・ Hiroyuki Takaoka
【Articles】
Hideshi HARASAKI’s view of Life Expressed in his Business Diary–Illuminating Thoughts and Struggles in his Later Life– ・・・ Hiroshi Nakashima
Shigeri YAMATAKA and league for Maternal Protection–Searching the Roots of Mother and Child Welfare– ・・・ Ryou Imai
【Book Reviews】
Hiroaki Sugiyama, Masanori Fujiwara, Kazuhiro Wakura
【Dedications to Masaaki Ogawa】
Syun’ichi Fueki, Tsutomu Suzuki
【Book Guide】
Toshihiko Suzuki, Takenori Noguchi