第41号(2012年3月) 3,000円

巻頭言

社会福祉史研究における災害救済史研究の役割を考える
・・・菊池 義昭

投稿論文

全日本方面委員連盟副会長・林市蔵の思想と行動 ―救護法施行から戦時下までの方面委員制度との関連を中心に―
・・・小笠原 慶彰

優生学と社会事業 ―第一次大戦後の海野幸徳の転身を中心に―
・・・横山 尊

ドクター・バーナードホームの児童救済事業 ―年次報告書を通してみた事業内容―
・・・高松 誠

史資料紹介

関東大震災に関する史資料2点 ―<罹災者「バラック」生活実情調査>と<大正大地震/震災記>―
・・・寺脇 隆夫

書評

片岡優子著『原胤昭の研究―生涯と事業』
・・・長沼 友兄
加藤博史著『共生原論―死の質、罪の赦し、可傷性からの問い』
・・・木原 活信
姜克實著『近代日本の社会事業思想―国家の「公益」と宗教の「愛」』
・・・細井 勇

インタビュー

先輩からの助言(第十一回)高島 進先生
・・・聞き手:永岡正己・笛木俊一・木戸利秋・伊藤文人

委員会報告

社会福祉歴史教育に関する委員会(第4次)報告書 ―社会福祉の歴史教育の現状と課題―
・・・歴史教育委員会