第33号(2005年10月) 3,000円

巻頭言

史・資料の保存と利用問題
・・・池田 敬正

特集論文 史・資料の保存と利用問題―社会福祉史研究における現状と課題―

<資料>社会福祉史研究における「史資料問題」の現状と課題

地域社会福祉史研究、岡山孤児院史研究における史資料の役割―体験的史資料論として―
・・・菊池 義昭
障害者学校・障害者施設関連史資料の収集と課題―アメリカ合衆国を中心に―
・・・中村 満紀男
社会福祉施設所蔵資料の保存と利用―公文書館との関わりにおいて―
・・・二井 仁美

投稿論文

築地・銀座における原胤昭の活動
・・・片岡 優子
ワークハウスにおける死―高齢者虐待に関する一視点―
・・・晝間 文子
戦前の保育科学・国民保育論と戦後障害児保育の課題―戦後の愛育研究所「特別保育室」の実践を中心に―
・・・河合 隆平・髙橋 智

第24回社会事業史文献賞 受賞者の声

新たなセガン研究の礎石として『セガン 知的障害教育・福祉の源流―研究と大学教育の実践―』全4巻
・・・清水 寛
社会事業史文献賞を受賞して『昭和戦中期の保育問題研究会―保育者と研究者の共同の奇跡 1936~1943』
・・・松本 園子

インタビュー

大先輩からの助言(第四回)吉田久一先生(その二)
・・・司会:宇都 榮子
・・・聞き手:岡田 英己子・佐々木 恒夫・永岡 正己・長谷川 匡俊・平戸 ルリ子