巻頭言
人物史研究の課題
・・・長谷川 匡俊
特別報告
石井亮一・筆子夫妻の生涯と思想 ―「いと小さき者」として「いと小さき者」と共に「いと小さき者」の為に―
・・・河尾 豊司
研究史
戦後わが国における貧困研究―とくに高度経済成長期を中心に―
・・・岩田 正美
特集論文 社会事業成立期の人物像
J.アダムスと日本 ―先行研究の検討と来日(1923.6.14-8.28)の足跡をめぐって
・・・木原 活信
1930、1940年代のA.ザロモンの社会事業活動 ―流浪の民として―
・・・岡田 英己子
渡辺海旭の社会事業思想と実践
・・・安藤 和彦
福田徳三における公共救済論
・・・池田 敬正
1920年代初頭における内務官僚の社会事業論研究のための覚書(1) ―〈田子一民・社会事業論〉研究ノート―
・・・笛木 俊一
史料紹介
大阪養老院収容人名簿
・・・園山 敦子・池田 敬正