研究例会のお知らせ( ←2016/11/19 終了しました)
日本社会福祉学会中部地域ブロック部会が主催し、本学会も後援する研究例会が名古屋で開催されますのでお知らせいたします。
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日本社会福祉学会中部地域ブロック部会2016年度秋季研究例会
テーマ「高島 進先生から何を学び引き継ぐかー社会福祉研究の課題ー」
日時:2016年11月19日(土) 14時~17時
会場:日本福祉大学 名古屋キャンパス北館8階
シンポジスト:大友 昌子氏・木戸 利秋氏・中田 照子氏
コーディネーター:伊藤 文人氏
指定討論者:河合 克義氏・喜多 一憲氏
シンポジウム開催のお知らせ(←2016/11/12 終了しました)
日本仏教社会福祉学会、社会事業史学会、日本近代仏教史研究会共催シンポジウムを下記の通り開催いたします。参加のお申込みは、メール(shakai-g2015[at]hotmail.com [at]を@に置き換えてください)もしくはFAX(03-3945-7626)にてお願いいたします。申込期間は2016年8月29日(月)~10月31日(月)です。
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シンポジウム 「吉田久一の歴史研究を問う―社会福祉史と近代仏教史の立場から―」
日時:2016年11月12日(土) 13時~17時(懇親会終了18:30)
会場:淑徳大学 淑水記念館2階多目的室
淑徳大学千葉キャンパス:〒260-8701千葉市中央区大巌寺町200
長谷川仏教文化研究所・淑徳大学アーカイブズ Tel:043‐265‐9770)
プログラム
12:30 受付開始
【13時開会】 司会・大友昌子氏(中京大学)、宮城洋一郎氏(種智院大学)
13:00~13:05 開会挨拶 長谷川 匡俊氏(淑徳大学)
13:05~13:20 趣旨説明 大友 昌子氏(中京大学)
13:20~13:45 報告1 永岡 正己氏(日本福祉大学)
13:45~14:10 報告2 林 淳氏(愛知学院大学)
14:10~14:35 報告3 元村 智明氏(金城大学)
14:35~14:50 休憩
14:50~15:15 報告4 繁田 真爾氏(早稲田大学)
15:15~15:40 報告5 長谷川 匡俊氏(淑徳大学)
15:40~15:45 休憩・質問紙回収
15:45~16:15 コメント1 大谷 栄一氏(佛教大学)
コメント2 清水 海隆氏(立正大学)
コメント3 今井 小の実氏(関西学院大学)
16:15~16:55 全体討論
16:55~17:00 総括・閉会挨拶 宇都 榮子氏(専修大学)
17:00~17:30 アーカイブズ見学
17:30~18:30 懇親会(司会・大友 昌子氏)
・アーカイブズの見学は、シンポジウム開催前からできます(11時開館)。
・懇親会は、シンポジウム会場の隣の部屋で行います。意見交換、交流を行いますので、事前申し込みの上、ぜひご参加ください。
趣旨説明
この度、仏教社会福祉学会、社会事業史学会および近代仏教史研究会は、共同で「シンポジウム 吉田久一の歴史研究を問う―社会福祉史と近代仏教史の立場から―」を企画いたしました。
このシンポジウムの企画は2015年12月13日に千葉市大巌寺において開催された「吉田久一先生遺著刊行の集い」、すなわち、2015年10月に吉田久一先生の最後の遺著『社会事業小史: 社会事業思想の成立と挫折』が勁草書房から刊行されたことを記念してもたれた「集い」を契機としています。この年はまた、吉田先生没後10年という記念の年でもありました。
吉田先生は、周知のように、社会事業史と近代仏教史の2つの領域の研究に生涯を捧げられた特異な研究者でありました。それぞれの領域で金字塔とも言うべき先駆的な業績を打ち出したことによって、2つの領域は学術分野として芽生え、根づくことになりました。このことがもつ意味と可能性を考え、語りあう機会をつくりたいと考えました。
吉田先生の研究期間は、大学に入学された1935年から2005年90歳のご逝去までの70年間におよびます。この期間は、ちょうど第二次世界大戦の戦争体験および敗戦後の民主化と社会福祉が形成、再編される時期に重なります。それは同時に、講座派マルクス主義を中心とした戦後歴史学が、出発し展開していく時期にもあたります。
このシンポジウムでは、吉田先生の歴史研究に、仏教社会福祉学会、社会事業史学会、近代仏教史研究会の3つの学界の研究者が各々の立場から光をあて、その時代的背景とともに、吉田史学が蒔いた研究の学術的成果を検証しつつ、次の2点を焦点として討論を深めたいと存じます。
1.今日の研究者は、吉田史学とのあいだで、どのような対話が可能であるのか。現代の学問状況に照らして、吉田史学から何を学び、どのように吉田史学を評価し、位置づけたらよいのか。
2.社会福祉史と近代仏教史の研究者のあいだで、どのような対話が可能なのか。人文社会科学のどの領域でも専門化と緻密化が進行し、分野をこえた議論がなかなか難しくなっている状況がある。異分野の研究者との対話が、ますます求められつつある。
吉田史学をめぐる2つのタテとヨコの対話が、現在の人文社会科学が置かれている状況を反省し、今後の学術のありかたを示唆することを期待したい。学術上の領域を越えた、はじめての試みに、多くのみなさまがご参集くださり、議論の輪のなかに参加していただくことをお願いするしだいです。
(仏教社会福祉学会・社会事業史学会・近代仏教史研究会共催)
参加申込み
以下のメールアドレスあるいはFAX番号で受付致します
メールアドレス:shakai-g2015[at]hotmail.com [at]を@に置き換えてください
FAX番号:03-3945-7626
受付期間:2016年8月29日(月)~10月31日(月)
事務局よりお知らせ
会員情報管理システム導入に伴い、会員の皆様にIDとパスワードを発送いたしました。
それに伴い、左のバナーの一番下に「会員ログイン」を新設しました。
IDとパスワードが届きましたら、「会員ログイン」から「会員情報管理システムへのログイン」へとお進みください。
こちらからも入れます↓↓
>会員情報管理システムへのログイン
謹んでお知らせ申し上げます
2016年5月24日(火)10時38分、高島 進 名誉会員がご逝去されました。
高島 進 名誉会員の本学会への長年の貢献に感謝するとともに、ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
社会事業史学会会長 大友昌子
第7回吉田久一研究奨励賞について
以下の2人に授与されました。
刊行費助成・・・倉持史朗(天理大学) 刊行予定図書名『監獄の中の児童問題ー児童福祉前史としての懲治場、感化教育、そして「携帯乳児」―』
研究費助成・・・小泉亜紀(専修大学社会科学研究所・客員研究員) 研究題目「明治~昭和期の児童養護と仏教ー福田会育児院と愛知育児院における組織と実践の比較検討を通してー」
第34回社会事業史文献賞授与について
第34回社会事業史文献賞として、田中利光『ユダヤ慈善研究』(2014.11 教文館刊)が該当し、5月15日の総会後、第34回社会事業史文献賞が授与されました。
名誉会員授与について
寺脇隆夫会員が名誉会員に推挙され、5月15日の総会後、名誉会員記が授与されました。
諸規程等改正について
5/15の社会事業史学会総会で承認されました「社会事業史学会編集委員会規程(改正)」、「執筆要項(改正)」、「投稿規程(改正)」、「査読基準(改正)」は以下のとおりです。
社会事業史学会第44回大会は無事に終了いたしました。
大会参加者数は97名でした。
若手研究者研究交流会出席者は24名、懇親会参加者は44名でした。
ありがとうございました。
☆大会テーマ 「災害支援における社会福祉実践の歴史的役割」
☆大会開催日 2016年5月14(土)、15日(日)
☆大会会場 石巻専修大学 〒986-0031 宮城県石巻市南境新水戸1番地
☆主催 社会事業史学会、社会事業史学会第44回大会実行委員会
☆共催 石巻専修大学
☆後援 宮城県社会福祉協議会、石巻市社会福祉協議会