社会事業史文献賞

社会事業史文献賞とは

社会事業史文献賞は、本学会会員の研究の奨励と質の向上を図ることを目的として1982年に創設され、同年より第1回が授与されている。受賞者には、総会において会長より賞状と副賞(20万円)が授与される。

社会事業史文献賞 推薦要領

今回の推薦(自薦を含む。以下同じ。)対象は、「社会事業史文献賞規程」(2022年5月14日改正施行)に基づき、2023年4月から2024年3月までに発行(公表)された文献とする。
推薦に際しては、「社会事業史文献賞推薦用紙」を用いること。

締切

2024年10月31日(消印有効)

推薦用紙

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応募・問い合わせ先

社会事業史学会事務局

〒480-1198 愛知県長久手市茨ケ廻間1522番3
愛知県立大学教育福祉学部
宇都宮みのり研究室 気付
E-mail: utu@ews.aichi-pu.ac.jp(@は半角にしてください)

歴代受賞者・受賞文献一覧

第42回(2024年)

井川裕覚会員
『近代日本の仏教と福祉―公共性と社会倫理の視点から―』(法蔵館、2023年)

今井小の実会員
『福祉国家の源流をたどる―Her/His Story を超えて―』(関西学院大学出版会、2023年)

第41回(2023年)

飯田直樹会員
『近代大阪の福祉構造と展開―方面委員制度と警察社会事業―』(部落問題研究所、2021年)

大澤亜里会員
『ヤヌシュ・コルチャックの教育実践 子どもの権利を保障する施設養育の模索』 (六花出版、2022年)

第40回(2022年) 応募者なし
第38回(2020年) なし
第37回(2019年) 駒崎 道会員
『GHQ「児童福祉総合政策構想」と児童福祉法―児童福祉政策における行政間連携の歴史的課題―』(明石書店・2017年)
第36回(2018年) 倉持史朗会員
『監獄のなかの子どもたち―児童福祉史としての特別幼年監、感化教育、そして「携帯乳児」』(六花出版 2016年刊)
第35回(2017年) なし
第34回(2016年) 田中利光会員
『ユダヤ慈善研究』(教文館 2014年11月刊)
第33回(2015年) 該当者なし
第32回(2014年) 小笠原慶彰会員
『林市蔵の研究―方面委員制度との関わりを中心として』
(関西学院大学出版会 2013年2月刊)
第31回(2013年) なし
第30回(2012年) 岩永理恵会員
『生活保護は最低生活をどう構想したか:保護基準と実施要領の歴史分析』(ミネルヴァ書房 2011年2月刊)片岡優子会員
『原 胤昭の研究―生涯と事業―』(関西学院大学出版会 2011年1月刊)
第29回(2011年) 二井仁美会員
『留岡幸助と家庭学校―近代日本感化教育史序説』(不二出版,2010年2月)
第28回(2010年) なし
第27回(2009年) 長谷川匡俊会員
『戦後仏教社会福祉事業の歴史』及び『戦後仏教社会福祉事業史年表』(法蔵館,2007年)
第26回(2008年) 田澤あけみ会員
『二〇世紀児童福祉の展開―イギリス児童虐待防止の動向から探る―』(ドメス出版,2006年)
第25回(2007年) 菅沼隆会員
『被占領期社会福祉分析』(ミネルヴァ書房,2005年)
第24回(2006年) 清水寛会員
『セガン 知的障害教育・福祉の源流―研究と大学教育の実践―』(全4巻)(日本図書センター,2004年)松本園子会員
『昭和戦中期の保育問題研究会―保育者と研究者の共同の軌跡 1936~1943』(新読書社,2003年)
第23回(2005年) 寺脇隆夫会員
「救護法の施行状況と地方別データの検討―全国概況と道府県別の各種救護統計数値」(『長野大学紀要』第25巻第4号,2004年所収)
第22回(2004年) 大友昌子会員
「日本統治下台湾における社会事業政策の展開」(『植民地社会事業関係資料集・台湾編』別冊,2001年所収)
第21回(2003年) 大友信勝会員
『公的扶助の展開―公的扶助研究運動と生活保護行政の歩み』(旬報社,2000年)
第20回(2002年) 金子光一会員
『ビアトリス・ウェッブの福祉思想』(ドメス出版,1997年)
第19回(2001年) 室田保夫会員
『留岡幸助の研究』(不二出版,1998年度)
第18回(2000年) 永岡正己会員
「旧植民地・占領地における社会事業の展開」(1)及び(2)(『社会事業史研究』第24号・第25号,1996年・1997年所収)
第17回(1999年) 仙台基督教育児院八十八年史編纂委員会
『仙台基督教育児院八十八年史』(仙台基督教育児院,1994年)
第16回(1998年) 木原活信会員
「J・アダムズと日本―先行研究の検討と来日(1923.6.14-8.28)の足跡をめぐって」ほか(『社会事業史研究』第21号,1993年所収)
第15回(1997年) 土井洋一会員
『家庭学校の同行者たち〔付・家庭学校史関係人物事典〕』(大空社,1993年)
第14回(1996年) 岡田英己子会員
『ドイツ治療教育学の歴史研究―治療教育学理論の狭義化と補助教育学の体系化』(勁草書房,1993年)
第13回(1995年) 社会福祉調査研究会
『戦後日本社会事業調査資料集成』(全10巻)(勁草書房,1986年~1995年)
第12回(1994年) 林信明会員
「フランス革命下の救貧資料―授産事業を中心として」(『社会事業史研究』第19号,1991年所収)
第11回(1993年) 谷山惠林氏
「平安朝に於ける仏教社会事業」(『社会事業史研究』第15号~第19号,1987年~1991年所収)
第10回(1992年) 古川孝順会員
訳書『アメリカ社会福祉の歴史』(川島書店,1978年)
第9回(1991年) 五味百合子会員
『社会事業に生きた女性たち―その生涯と仕事』(ドメス出版,1973年),『続 社会事業に生きた女性たち』(ドメス出版,1980年),『続々 社会事業に生きた女性たち』(ドメス出版,1985年)
第8回(1990年) 高島進会員
「戦後日本におけるイギリス救貧法研究」(『社会事業史研究』第1号,1973年及び第15号,1987年所収)
第7回(1989年) 池田敬正会員
『日本社会福祉史』(法律文化社,1986年)
第6回(1988年) 藤本武会員
『資本主義と労働者階級―イギリスにおける貧乏小史』(法律文化社,1985年)
第5回(1987年) マハヤナ学園65年史編集委員会
『マハヤナ学園65年史 資料編』及び『マハヤナ学園65年史 通史編』(マハヤナ学園,1981年)
第4回(1986年) 高野史郎会員
『イギリス近代社会事業の形成過程―ロンドン慈善組織協会の活動を中心として』(勁草書房,1985年)
第3回(1985年) 東北社会福祉史研究連絡会
『東北社会福祉史研究』1号~5号(1978年~1982年)
第2回(1984年) 岡本民夫会員
『ケースワーク研究』(ミネルヴァ書房,1973年)
第1回(1983年) 加藤康昭会員
『日本盲人社会史研究』(未来社,1974年)