〈万倍加増〉長半仮名引節用集[偶奇仮名引節用集](文化元年) ★ゆうパック着払い
【判型】半紙本1冊。縦147粍。
【作者】田宮橘庵(仲宣・盧橘庵・東牖・悠)編。
【年代等】享和2年御免。文化元年4月刊。[京都]銭屋長兵衛ほか板。
【備考】分類「辞書・節用集」。『〈万倍加増〉長半仮名引節用集[偶奇仮名引節用集]』は、紙面を6段に分け、上部3段を「偶(長)の部」、下部3段を「奇(半)の部」とし、それぞれ、仮名見出しの字数の偶数・奇数によって項目を収め、偶奇の中をさらに字数によって分類した、早引節用集の一種。仮名見出しの字数の偶奇による分類法を用いた節用集は、明和8年刊『広益好文節用集』があるため、底本はこれを参考にしたものと思われるが、『広益好文節用集』は基本的に早引節用集であり、その下位分類として仮名見出しの字数の偶奇を採用するのに対し、底本は基本的に早引節用集ながら、仮名見出しの字数の偶奇によって項目を分ける。ただし、偶奇という二分は項目検索上、実質的な意味を持たず、実際の検索では繰るべき紙数を増やしたのみで、むしろ不便なものだったと考えられる。編者の田宮橘庵は、大坂の儒者で、本書の後、文化3年刊『〈万家日用〉字引大全』を編纂したが、凡例の内容には共通点もあり、併せて検討する必要がある(高梨信博「近世節用集の序・敗・凡例」参照)。
★原装・題簽摩滅(後簽カ)・状態概ね良好(表紙やや傷み、本文は良好。【参考価格(初出品時の相場):日本の古本屋で、6,000円~16,500円】。
| 商品の状態 | やや傷や汚れあり |
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